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セントラルグリーン株式会社
新潟県新発田市本田3418番地
TEL.0254-32-2363
FAX.0254-32-3277
肥料、培養土の製造販売
緑化工事
園芸、農業
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【2026年最新】肥料価格高騰と供給不安について|中東紛争・中国の輸出制限の影響
2026-03-05

現在、日本の農業を支える肥料情勢は、国際情勢の悪化により難しい局面を迎えています。主要な原料である尿素やリン安(DAP)などの価格高騰/値上りを招いている「三重苦」の現状をご報告いたします。



■中東紛争と天然ガスの供給停止

窒素肥料の主原料である天然ガスにおいて、世界有数の輸出拠点のカタールエネルギーが生産を一時停止しました。イランのドローンによる直接攻撃で生産停止。不可抗力条項(Force Majeure/FM※)の宣言をしました。製造コストの急騰が避けられない状況です。

※FM 「戦争という不可抗力のせいなので、供給できなくても損害賠償は支払いません(免除されます)」という売買契約上の意思表示

■ホルムズ海峡の物流リスク

世界の肥料貿易の1/3が通過するホルムズ海峡が紛争で混乱しています。海上運賃や保険料の値上がりが、最終的な肥料価格に直撃しています。現在は船会社も状況把握に苦慮し、見積提示(オファー)してもらえないところもあります。(欧州地域からのピートモス/泥炭などの海上運賃では、EFS/燃料緊急割増金が追加され影響を与えています)


■中国による肥料輸出制限

最大供給国の中国が国内需要を優先し、尿素などの輸出を事実上停止しています。これにより、世界中で在庫の争奪戦が起きています。



弊社の対応とお願い

現在、当社の取引先である海外の 各肥料メーカーや商社は、先々の調達見通しが不透明なためオファーを停止しております。数日で尿素価格が10%以上急騰するなど、世界的に警戒レベルが跳ね上がっています。海外のエネルギー/肥料情報調査会社(Argus Media/CRU Fertilizer weekなど)でも大きく報じられています。現在、東南アジアのある地域では近々、輸出を一時停止するとの噂もあります。


~ 今後の見通し ~
国内の肥料需要期は春ですが、春用の肥料は昨年の原料在庫を用いて製造されることが多いため、直ちに小売価格が急騰する可能性は低いと考えられます。しかし、現在発生している川上(海外原料)のひっ迫は、本年 夏以降の供給分に影響を及ぼす恐れがあります。政府(農林水産省)による「肥料原料備蓄事業」等の対策もあり、過度な懸念は不要ですが、中長期的な注視が必要と思われます。(紛争が早期に終結する際には影響は少なく限定的になると思われます)

万一に備え、弊社は海外メーカー・商社と連携し、在庫確保に奔走しております。限られた在庫を公平にお届けするため、将来の需要を見越した過度な事前注文(買い溜め等)にはお応えできない場合がございます。


最新の情報に基づき安定供給に尽力してまいりますので、現在の厳しい情勢へのご理解を賜りますようお願い申し上げます。



セントラルグリーン株式会社





参考記事
Source: Argus Media, https://www.argusmedia.com
Source: CRU/Fertilizer Week, https://www.crugroup.com
Source: Trading Economics, https://tradingeconomics.com
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