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中国の肥料輸出規制
2023-11-10
中国の肥料輸出規制
2023年秋ごろより、中国が肥料の輸出を改めて規制強化 始めてきました。
加里肥料は輸出禁止、化成肥料は重量による規制、りん酸肥料は輸出検査の一時停止(実質 輸出禁止)など、中国国家発展改革委員会という機関がCIQ検査を通して輸出を規制しています。中国からの一部肥料が、日本に入ってこないことが考えられます。
日本の肥料原料は、比較的 中国に依存しているため、肥料の安定供給が不安定になることが予想されます。しかし、10月にタイで行われた「IFAカンファレンス(国際肥料協会の会議)」で行なわれた情報交換では、”昨年の異常な価格高騰には至らない” と各国が口を揃えており、大きく供給不安になることはないと予想されます。各国の大手商社は、中国以外のベトナムなどを仕入元として見据えて営業しているようです。(IFAカンファレンスはこちらをクリック)
また、IFAの情報交換の中で、この規制により中国の肥料メーカーは「規制により輸出できないため、在庫を消化できず経営が厳しい」と嘆いていました。中国大手肥料メーカーの8割ほどが赤字で営業しているとの情報もありました。
弊社は、中国以外に 韓国、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ラオス、エジプトなど 各国と取引あり、中国だけに依存しない仕入れに努めております。安定供給できるよう努めており、前年実績を元に仕入量を調整しております。輸入は数カ月前に事前に余裕をもって段取りしているので、必要な際は、事前にご連絡をお願いいたします。
お客様にご迷惑をおかけしないよう尽力いたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。