被覆肥料の種類
長く効く仕組み
肥料は、そのままでは スグに溶けて早く効果が切れます。その肥料に、薬のカプセルのように 肥料を樹脂で覆います。その樹脂には小さな穴が空いているので、その穴から肥料が少しずつ溶け出ます。(厳密には異なりますが大まかな概説として)
肥料が80%溶け出るまでの期間を、「溶出期間」と呼びます。
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一概に 長く効く肥料(被覆肥料)と言っても、効き方は様々です。弊社は、3つの被覆肥料のタイプを扱っており、それらを組み合わせて 配合設計しております。
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① 硫黄被覆 (100日タイプの例)
初期に大部分の肥料が溶け、その後は少しずつ肥料が溶けてゆく。主に硫黄被覆肥料などの多くが、この様な溶け方をする物が多い。
② 弱シグモイド (100日タイプの例)
施肥初期に 肥料の溶出を抑え、後半にかけて少しずつ溶出量が増えて 長く肥料が効くタイプ。期間中は無駄なく肥料が効きます。
③ スーパーシグモイド (100日タイプの例)
施肥初期~中期まで肥料がほとんど効かない。後半になって、突然肥料が効くタイプ。ココゾ!というポイントで肥料を効かせる。
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当社は、これら肥料を扱っており、作物の生育に合わせて使い分けております。
より良い肥料設計を目指し、製造しております。