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セントラルグリーン株式会社
新潟県新発田市本田3418番地
TEL.0254-32-2363
FAX.0254-32-3277
肥料、培養土の製造販売
緑化工事
園芸、農業
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海洋プラスチック問題

私たちは、海洋プラスチック問題のひとつである、被覆肥料(コーティング肥料)の問題に取り組んでいます。



















(1) 問題点  ~なぜ 「肥料」 と 「プラスチック」 が関係するのか~

■海洋プラスチック問題
近年問題になっている海洋のプラスチック問題、肥料も原因の ひとつと言われています。なぜ海のプラスチックに、肥料が関係するのでしょうか?
以下で説明いたします。
↑収穫まで、何度も肥料を与える
■必要な肥料
植物は肥料を必要とします。基本的に生育期間中は、ずっと肥料を必要とします。しかし、肥料はずっと効くことはありません。だから栽培者は、肥料が切れる頃を見計らって、追加で何度も肥料を与えます。
追加で与える肥料を「追肥」と言います。
■広大な農地に追肥
植物は 品種が同じだと、だいたい追肥時期は同じ時期にやってきます。追肥時期を逃すと、生育は衰えます。だから限られた追肥期間に、キチンと肥料を与えることは重要です。しかし「広大な農地」に、「限られた期間」に追肥をすることはとても大きな労力が必要です。また 平均年齢70歳という地域の農家も珍しくありません。 追肥の削減は重要な課題です。 組織化された大規模農業も追肥の手間を省くことは重要な課題です。
■被覆肥料(コーティング肥料)
そこで 追肥の手間を省けるように、長く効く肥料が開発されました。 肥料の周りを、穴の開いた樹脂で覆います。肥料は、樹脂の穴から少しずつ溶け出ることで、長く効果を発揮します。
これで、都度肥料を与える「追肥」を軽減することができます。
■樹脂殻
しかし 肥料が全て溶け出たあと、この被覆されている肥料の「樹脂の殻」が最後に残り、水に浮いて河川へ、海へ流れて問題となっています。これが、農業、肥料の業界におけるプラスチックの問題点です。
















(2) 肥料業界の対応

農林水産省は、この問題にいち早く対応し、既に問題に取り組み、実態調査、アンケート、対策などに対して 各関係団体へ周知、指導しているところです。また関係団体でも、これらの問題に取り組み、対策しています。「2030年にはプラスチックを使用した被覆肥料に頼らない農業に。」を掲げ、ロードマップを作成し、樹脂被覆肥料の海洋流出防止へ取り組んでおります。




















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■ 樹脂(プラスチック)使用の周知

当社取り扱いの肥料で、樹脂を使用している商品は全て、袋面に明記致します(肥料法に基づく表記)。肥料袋には必ず「保証票」が表示されております。その保証票の下部に「被覆原料:プラスチック」が明記されていますので、確認することができます。 周知を徹底して参ります。





■ 脱プラ肥料の案内  ~環境一発肥料~

当社商品で、樹脂(プラスチック)を使用しない一発肥料があります。比較的長く効果を発揮するため、追肥の手間を省きます。

なぜ樹脂を使わず長く効くのか? それは、「2種類の長く効く原料」を配合し、肥料が長く安定して効くよう設計しています。
(YouTube動画での案内もあります。動画は、こちらをクリック/タップ願います)
(ホームページでの商品紹介ページは、こちらをクリック/タップ願います)

詳細内容、以下を参照ください。

■長く効く原料(1): 微生物分解を長く
微生物分解をゆっくり効かせるよう加工した肥料を配合しています。これにより、比較的長く肥料が効くよう設計されています。
■長く効く原料(2):硫黄被覆で長く効く
 樹脂ではなく、黄色い「硫黄」で被覆して長く効かせています。硫黄は最終的に殻が残り、その殻は植物の栄養となって吸収されます。殻は残りません。

環境一発肥料 生育調査
これら「樹脂を使用しない」2種類の長く効く肥料を配合し、商品化した肥料が、「環境一発肥料」です。 栽培試験を経て商品化された、脱プラの長く効く一発型の肥料です。






■ 浅水代かきの推奨

浅水代かきは、できる限り湛水深を浅くして行なう代かきです。代かき時に水面に樹脂殻が浮きやすく、この殻の流出の多くは、代かき時期に起きています。浅水による代かきで、樹脂殻を水面に浮遊することを抑制します。また弊社が使用する樹脂は、土壌による生分解性の樹脂も使用されているものもあるので、土壌への漉き込みは有効です。





■落水ネットの推奨

ネット と 柵
ネットをかぶせる
準備完了
落水カ所に設置
準備するものは、ネットと柵のみです。100円ショップなどでも販売しています。

「ネットの無い柵」の個所は、藁など大きな浮遊物を捕らえます。「ネット」の個所では、細かな樹脂殻などを捕らえます。

捕らえた浮遊物は、土壌に上げて置くことで分解が進みます。(弊社の樹脂は、土壌で分解する生分解性の樹脂を使用しているものもあります)





■ドローン肥料の推奨

ドローン技術による施肥は、農業の労働の省力化には重要な技術です。樹脂による緩効性肥料を使用せず、より労働を省力化して栽培するには、ドローン散布が最適です。そのドローンに使用できる肥料、弊社の「スカイアシスト」は有効な商品です。

詳細は、こちらのページをご確認ください。



















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